おはようございます、コンサルジェントの樋笠です。
先日の東京は、驚くほど雪が積もりましたね!また今日から週末にかけてかなりの積雪がるという予報がでていますので、ぜひ天気予報に注意して予定を立てて下さい。
今回はビジネス書とコンサルタントについて書いてみたいと思います。
ビジネス書とコンサルタントの環境変化おはようございます、コンサルジェントの樋笠です。 先日の東京は、驚くほど雪が積もりましたね!また今日から週末にかけてかなりの積雪がるという予報がでていますので、ぜひ天気予報に注意して予定を立てて下さい。 今回はビジネス書とコンサルタントについて書いてみたいと思います。
■ビジネス書が果たしてきた役割 弊社は経営コンサルタントや研修講師をPRするにあたって、創業当初より ビジネス書を重視してきました。 2001年の創業当時は、まだまだ今に較べて「独立系のコンサルタントやセミ ナー講師」の数は少なく、やはり大手のコンサルタント会社や研修会社に依 頼するのが主流でした。 独立系の方にとっては、資本力のある大手企業に競合して営業する手段も限 られて、非常に難しかったというのが実情です。 また弊社のような駆け出しの紹介エージェント会社の存在など、ほとんど世 の中に認められていなかったように思います。 そんな中で、少しでも信用力を補完する意味でも、コンサルタントや講師の 考え方を知ってもらう意味でも、ビジネス書というのは貴重な手段でした。 そのため積極的にコンサルタントのビジネス書をPRしたり、新たに出版す る機会をサポートしていくことに力を入れてきました。 弊社の運営サイトでも、下記のように積極的に提携コンサルタントの著書を 取り上げてきたのです。 一方、コンサルタントや講師を依頼する側にとっても、事前に手軽にコンサ ルタントの書いたものをチェックできますし、出版の「ハードル」を越えた ということで信用があり周囲の納得も得やすいというメリットがありました。 コンサルタントの商談場面でも、ビジネス書という「現物」を提示すること によって、スムーズに受注に繋がるということも目の当たりにしました。 ビジネス書が果たしてきた役割は、非常に大きかったと思います。 ■環境変化が加速した10年間 その後、新規創業ブームも後押しして、コンサルタントや講師として独立す る機会が増えるにつれて、独立系コンサルタントや講師の書くビジネス書の 点数も増えてきました。 とくにインターネットの発展と普及によって、さまざまな企業経営のシーン での「小さなイノベーション」が数多く生まれて、新たなノウハウを試して みたいという機運も高まっていたように感じます。 IT、ウェブ、インターネットといったキーワードと、経営、企画開発、生 産、物流、営業、販売、人事、財務などの各機能が結び付いたノウハウも紹 介されるようになりました。 その反面、あらゆる情報がネット上に氾濫していく流れの中なのか、ビジネ ス書の販売が年々落ち込み、出版不況という現象も現れました。 同時に、ブログやYoutubeの普及、それに続くSNSブームによって、必ずしも ビジネス書に頼らなくても、コンサルタントや講師が自ら情報発信できる機 会が圧倒的に増えたという側面もあります。 ■今後、クライアント企業の関心を集めるものは何か? コンサルタントや講師を選ぶ側にとっては、ビジネス書だけでなく、さまざ まな手段でコンサルタントの情報を知る機会が増えました。 ウェブサイト、ブログ、電子書籍、動画、ソーシャルメディア・・・。 そのため情報を発信する側のコンサルタントは、より細分化したターゲット に向けた個別・具体的なコンテンツを、様々な形で提供しなければ、人々の 関心を集められないような状況になっていると感じています。 このような流れの中で、ビジネス書の役割が小さくなったのか?という疑問 が生じるかもしれませんが、私は決してそうとは思いません。 むしろ「ビジネス書」という中核のノウハウを、より広げていく手段がどん どん増えたので、その手段を使いこなす「技術」さえあれば、商機は一層広 がってきたと考えています。 うまく時流を捉えることができれば尚更です。 そして、そのさまざまな情報発信の先で、実際に顔を合わせる場面での「対 人能力」が、より一層クローズアップされていることは間違いありません。 私たちのようなエージェント会社も、裏方として、なかなか表側には現れな い情報や、リアルな現場対応力で、お役にたてればと思っています。
2014年2月14日
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