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講演の技術〜セミナー講演の企画・運営者向けノウハウ

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◇◆   『講演の技術〜セミナー講演の企画・運営者向けノウハウ』
◆◇◆                      第001号 2009/11/10
◇◆
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<INDEX>
   1.創刊号 「講演でやってはいけない!致命的なこと」

  2.編集後記

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■講演の技術 創刊号!

「講演でやってはいけない!致命的なこと」

はじめまして。
本多泰輔と申します。

経営堂では「コンサル出版フォーラム」というメルマガを書いておりました。
というか、いまでも時々書いてます。

「コンサル出版フォーラム」は、副題「本はあなたをメジャーにする」が露骨
に示すように、著書を出版するためのさまざまな方法についてアプローチする
のが目的ですが、実際は業界の内情ばかり書いているメルマガで、たまに出版
社からも「賛同」のメールが届いたりしました。

2年ほどやっておりましたが、昨年からちょっと休んでおりまして、そろそろ
復活させなきゃなと思っていたのですが、なぜか、思いついたのがこのテーマ。

で、せっかく思いついたのなら別にメルマガを起こしてやりましょうと、今般
発刊に至ったわけであります。

「コンサル出版フォーラム」のほうも細々と続けておりますので、よろしけれ
ば覗いてみてくださいませ→ http://www.keieido.net/publish-mag.html

不肖本多は、諸般の事情により、これまでに公開および会員制のセミナーを何
千回か企画・開催し、また個別企業の研修会にも何百回か立会ってきました。

出版業界でこれだけの数セミナー・講演、研修会、おまけに企業指導の現場ま
でタッチしてきた人間は、そう多くはないだろうと思います。

もちろん、それを本業にしている人にはかないませんけど。

いわゆるセミナー屋さんではなかったのですが、長いことやっているうちに回
数だけは増えていき、本当はそんなにやりたくはなかったのですが、あいつは
長いことやってるからと、セミナーやら研修の話があるたびにわたしのところ
へおはちが回ってきました。

あげくコンサルタント会社の手伝いまでやってましたから、大体多いときは年
に百回以上講演会やらセミナーやら開催をしていました。

そんなことを繰り返しているうちに、まあ2千回を超えるくらいはやったでし
ょうか。

■講演はコンサルタントのプレゼンテーション

そういう「ささやかな」(世の中には何万回と講演会に立ちあっている人もい
ますので)体験から、コンサルタントがセミナー・講演会の講師をうまくやる
ための方法について、すこしお話してみることにしました。

いわば、主催・運営する側から講師に、こうしてほしかった、こうすればいい
のに、ということをまとめたものです。

さて、セミナー・講演、研修講師は、コンサルタントの仕事の中でもかなりの
ウェイトを占める、いわば飯のタネといえるのではないでしょうか。

さらに、公開セミナーがきっかけで、個別に企業から指導を依頼されることも
多いですし、そこから顧問先へと発展することも多い。ややあからさまな表現
をすれば、セミナーはコンサルタントの「見本市」ともいえます。

しかも報酬つきという好条件!

また、企業指導であっても、導入研修は必要でしょうから、コンサルタントに
とって講演の技術、話す技術はいうまでもなく必須科目です。

ところが、話す技術の専門家、話し方のコンサルタントのかたには失礼なこと
で申し訳ないのですが、意外なことに、話す技術の専門家である「話し方」や
「コミュニケーション」のコンサルタントの講演は、不思議とあまり受けない
ことが多かったりします。

どうも「話す技術」がイコール講演の技術ではないようです。

話の上手い下手は、しょせん聞き手の側にすべての審判権がにぎられています
から、聞き手の抱いている興味関心、悩みに応えたものなら、話し方の上手い
下手を超えて、それは「よい話」になりますし、逆に聞き手に関心がないと、
いかに話し方が上手でも、それは上手なアナウンサーがつまらない原稿を読ん
でいるのと異なりません。

つまりは、話しは中味が問題、というと当然過ぎて白けてしまうほどの結論に
なってしまいます。なので、もうすこし踏み込みます。

再三話し方の専門家に申し訳ないのですが、話し方の講演があんまり受けない
のは、中味が教科書っぽい。ことが多い(すこし配慮しながら書いているとこ
ろをお酌みとりください)。

したがって間違いはないのでしょうが現実感も薄い。現実感の薄さとは「ああ、
そうだよなあ」という体験的共感が得られないことです。

■講演でやってはいけないこと

講演・セミナーで大事なことは、極論すると「正しいことより共感できること」。

このあたりは占い師と同じです。占い師の名誉のために付け加えますと、エコ
ノミスト、政治評論家とも同じです。

実体験を率直に語ることがいいのは、それが必ず聴き手のビジネス体験や人生
の経験のどこかに通じるところがあるからです。

さて、聴き手の共感はセミナー・講演の成否を分ける重要なテーマですが、そ
れより以前の問題からまずクリアーしなければなりません。

一発勝負のセミナー・講演では致命的な失敗をしないことが大事。では、どん
なことがセミナー・講演会にとって致命的な失敗となるのか。

過去の体験から、致命的になるほどのこととなると、だいたい次の2点に集約
されるというのが、わたしの結論です。

○声が聞こえない
○信頼を壊す

あと、講師が来ないという致命的なこともありましたが、ま、それは措いとい
て、上記2点について話を進めます。

○声が聞こえない

話を聞きに来ているのが、セミナー、講演会ですから、音声が聞き取れないの
は、なんといっても最も致命的なことです。顔が見えなくても、あんまり問題
にはなりませんが、声が聞こえないことには、参加者はまずぶち切れます。

30人以上の会場なら、ちょっとおおげさじゃないかと思っても、マイクを使
ったほうがいいでしょう。

マイクを使っても聞き取れないような小声であれば、もはや講演活動はあきら
めて執筆に専念したほうがよいかもしれません。

会場の設備が悪くて聞こえないというのは、講師の責任じゃありませんが、セ
ミナーの印象とは、畢竟講師の印象に他なりません。

そもそも本当の責任はそんな会場を選んだ主催者にあるんですが、だいたい主
催者のことなど受講者は気にもしておりませんので、記憶に残るのは講師名だ
け。

よって、講師自身の安全保障のためにも、会場の設備はすこし注意したほうが
よいと思います。

■一度失った信頼は戻らない

聞こえないほどのダメージではありませんが、「見えない」のもストレスが募
ります。この見えないは講師の顔ではありません。もっぱら配布資料です。

コピーのコピーで画像が著しく劣化したものを資料として出してくる講師がい
ます。そういう人はたいてい「説明しますから問題ないでしょう」と言います
が、受講者にすれば見えるべき資料が見えないのは不良品に他なりません。

このストレスはけっこう後々まで残ります。

「見えない資料ならないほうがまし」

プロジェクターを使うときも注意しないと同様のことが起こります。

○信頼を壊す

参加者は、講師に対し一定の信頼と権威を感じながらセミナー会場へやってき
ます。悪意や反感を持ってくる人はいません。これは有料無料に関係ありませ
ん。企業内の研修会でも同じことです。

「なんだかわからんが、かなりの専門家なんだろう」

聴講者のみなさんは、とりあえずそんな具合に期待しているはずです。この信
頼こそが講師料、あるいは受講料の担保となっています。ですから信頼を壊す
ことは、ほぼ講師としてのすべてを失うことを意味します。

では、どういう言動が信頼を毀損するのか。
一言で言うと「全身で表す自信のなさ」です。

「こんな高いところからお話しする立場ではないのですが・・・」
まあ、このくらいは社交辞令にしかすぎませんので、なんら問題になりません。

一番まずいのは、「本当にこの人、専門家なの?」と受講者が不安になるほど、
自信なさそうに話すことです。自信なさそうな話し方というのは、外形的には
次のタイプです。

△ひたすら原稿を読む(原稿読むならだれでもできる)

△声が小さい(自信がないからと見なされる)

△「と言われているんですよね・・・」を連発する(話の確度に疑いを抱かせ
る)

△語尾があいまい、または疑問詞で終る(確信がないと感じる)

△態度が卑屈、目ぢからがない(自信がないゆえにおもねっているように見え
る)

■失敗の本質

一度、失った信頼を取り戻すのは、セミナー・講演会の時間内ではまず不可能
です。

信頼を維持しているか、失っているかは、受講者の顔色を見ればわかりますが、
しゃべっている本人にはそんな余裕はないでしょうね。

ところが、こうしたセミナー・講演会の受講者アンケートの結果を見ると、決
してわるいという結果は出てきません。もちろんよいわけはなく、概して普通
というアンケート結果になります。

とにかくしゃべってはいるし、特に間違ったことを言ってたわけでもないので、
普通というところに丸がつきます。内容は普通なんだけど、印象は悪いという
ことなんでしょう。

いずれにせよ、セミナー・講演会が、講師の「見本市」とすれば、こういう失
敗セミナーから次の仕事につながることはありません。

おそらく同じ主催者からも再びオファーが来ることはないでしょう。
結局、講師本人にとってもひどく致命的なこととなります。

とりあえず、以上の点に注意すれば、致命的な失敗は避けられると思います。

意外かもしれませんが、話の中身、レベルについては驚くほど問われません。
セミナー・講演会でまず問われることは、極めて外形的なこと、物理的なこと
がほとんどです。

つまり、テレビ放送で言うならば、番組内容よりも、正常に映るか映らないか、
歌手でいえば何言ってるのかはわからなくても、声と楽器の音は聞こえるか、
ということが第一にクリアーすべき条件である、ということになります。

中味はその次なのです。

■知らないことは「知らない」と言っていい

逆に「なに言ってんだよ」と思うような、基本的な間違いであっても、自信あ
りげに話されてしまうと、「ひょっとして、そういう考え方もあるのかな」と
か、あるいは「わざと言ってるのかな」と勝手に受講者に思い込まれ、信頼に
はダメージが及ばぬまま過ぎてしまいます。

セミナー・講演会というのは、限られた時間のパフォーマンスのなので、その
時間内のことですべての勝負が決まり、あとから「あれはなんだったのか」と
いうような整合性を問う反復はありませんから、多少の間違いは時間の流れと
ともに遠くに去ってしまいます。

また「知りません」とはっきり宣言することも、なんら弊害をもたらすことで
はありません。

かりに受講者で知ってる人がいても、「専門家のくせに知らないのか」と見下
されることはまずなく、むしろ「専門家でも知らないことなのか」と自分で気
分よくするだけのことです。

知らないことは、そんなに恐れることではありません。多くの人は、「知らな
い」と堂々と言えるのは、つまりそれほど自信があるということ、強い自信の
表れでもある、という具合にとらえてくれます。

信頼を担保するためには、とにかく「自信ありげな言動で振舞う」こと、ここ
に尽きる。しかし、これは人によってはなかなか簡単ではありません。

特に謙虚をもって美徳とする人には、かなりの苦痛をともなう行動かもしれま
せん。そういう真っ正直な人は「正直は最善の策」という鉄のセオリーで、正
面突破していただきたいと思います。

このあたりのことについては、また回を改めてお話します。

■次回予告

さて、とりあえず致命傷は避けたとして、それだけでうまくいくわけではあり
ません。

では、そもそもセミナー・講演会の成功失敗を分けるものは一体なんなのか。
私見としては、もうだいぶ前から次のように考えています。

○受講者の2割が強く話に賛同すればそれは成功、2割を超えていれば大成功

カギを握るのは全体の2割、この2割を獲得できるかどうかが、セミナー・講
演会の勝敗をわけることになります。

ということで続きは次回に。

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■編集後記
このたび新しいメルマガをスタートさせて戴く運びになりました。内容は講演や
セミナーを行う講師・コンサルタント・主催者向けの情報です。研修堂というサ
イトの講師向けに特化した位置づけで、講演スキルアップを目的としています。

執筆者は講演の運営二千回を超える業界事情通のK氏。月刊というスローペース
ですが、ぜひ末永くご購読下さい!(発行者:樋笠)

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