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講演の技術〜セミナー講演の企画・運営者向けノウハウ

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◇◆   『講演の技術〜セミナー講演の企画・運営者向けノウハウ』
◆◇◆                      第007号 2010/04/08
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<INDEX>
   1.「講演・セミナーの演出技術」

  2.編集後記

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「講演・セミナーの演出技術」

おはようございます。本多泰輔です。

今回は前振りが二つ。

一つ目は石油価格。一昨年のいまごろガソリン価格が急騰したことはまだ記憶
に新しいですが、NY原油価格はその年7月にピークの147ドル27セント
をつけ、それを境に下落、9月のリーマンショックがさらにその追い討ちをか
け、09年1月には40ドル台前半まで落ち込み、石油輸出で潤っていた中東
ドバイの「世界一高いビル」に陰を指し、ロシア経済の勢いを失わせました。

上がったものは下がるし、下がったものは上がるのが理屈で、あれから1年3
ヶ月、原油価格はいまや85ドル前後まで戻しています。底値の倍以上ですね。
とはいえ、原油価格の過去を見れば、90年代は15ドルから25ドルの間で
推移し99年には一時10ドル台まで落ち込んでいます。このことを考えれば、
85ドルももの凄い高値ですが、147ドルに較べればずいぶん安い。

石油が10ドル台になれば、そりゃデフレにもなるだろうと思うところですが、
日本のデフレはむしろ30ドル台に価格が上がった段階から深刻化していった
ところに難しさがあるように見えます。

それがいまや85ドルまで戻ってきて、おかげでロシア経済も復調し始めドバ
イも経済破綻の傷が癒えようとしています。そして、その上がり方が一昨年
147ドルまで高騰したときとよく似ているのが不気味で、今回も85ドルの
踊り場を抜けると一気に100ドル越え向うのではないかと心配しております。
心配してもしかたないのですが。鉄鉱石も大幅値上げですし、08年の資源イ
ンフレの再来かもしれません。

それでもその結果デフレから抜け出せればいいのですが、資源はインフレなの
に消費はデフレという、インフレなのに物が売れなかった過去の「スタグフレ
ーション」の反転版、売れば売れるほど赤字が増えるなんて事態になりはしな
いか。気になるところです。

もし働けば働くほど損をする、石が流れて木の葉が沈むような世の中になった
ら、わたしみたいな遊んでばかりいる人間が得をするのでしょうか。

■倒産は企業の死か

前振りが長いですが、もう一つはちょっといい話です。

新聞でも報道されましたのでご存知の方が多いと思いますが、老舗の手芸用品
大型店キンカ堂が倒産いたしました。

先日、都内池袋で打ち合わせを済ませ、すこし時間をもてあましたので、駅前
をぶらぶら歩いておりました。キンカ堂池袋店は東口駅前にあります。

かつては書店もあって、キンカ堂で一日5冊売れた、そりゃすごい、てなこと
を話していた記憶があります。

そのキンカ堂の近くまで来たら、なにやら人だかりができておりまして、何事
かと遠くから覗き込んでみましたところ、閉じられたシャッターにたくさんの
貼り紙が見えます。

最初は、債権者が「金返せ」とか「社長出て来い」とかいう怒りの張り紙を貼
ってるのか、労働組合が「賃金払え」「退職金払え」というビラを貼ったのか
と思っておりましたが、よくよく見ると、張り紙にはハートマーク付でありが
とうという文字が。

キンカ堂のお客さんたちが、いろんな思い出を書き綴ってそれをシャッターに
貼っていたのでした。

キンカ堂池袋店は歴史の長いお店ですから、昭和30年代、洋服が高くて変えな
かった若いころにキンカ堂で材料を買って自分でつくっていたという年配者の
思い出もあれば、キンカ堂を待ち合わせの場所にしていた女の子のメッセージ
(ある意味、いまでも待ち合わせのランドマークにはなってますが)、いろん
なお店を回って品物がなくても最後にキンカ堂に来ればあったという熱心なユ
ーザー、復活を待ち続ける健気なファンの声をあります。

衆人環視の中の実物ですから操作は不可能。リアルな感謝と哀悼の声です。
これは一種の弔辞なんだなと思いました。

倒れた会社を悼み、感謝を込めて思い出を語り在りし日のお店を偲ぶ儀式が自
然に生まれたのだなと思います。その思いを裏付けるようにシャッター前には
花束も添えてありました。

そしてこれだけお客に愛されていたキンカ堂というお店は、きっとよいお店だ
ったんだと思います。JALより支援すべきはこっちなんじゃないか。

人は死して後その評価が定まるといいますが、あるいはそれは企業にもあては
まることなのかもしれません。

■照明は明るければいいというもんじゃない

さて、本題です。前段から無理やりこじつければ、儀式でも演出は重要で、こ
とに日本の葬式は欧米のそれに比べ何10倍も高くかなり念入りな演出を施して
います。「おくりびと」という映画がありましたが、映画の評価とは別に、葬
儀にともなう過度な演出にはいささか疑問を感じる点もございます。

アメリカ人も送り人たちの仕事にどれくらいの対価が支払われているかを知っ
たら、ちょっと興ざめするんじゃないでしょうか。

さて、お葬式もセミナーや講演会もイベントの一種という点では同じで、同じ
ならばそれ相応にセミナー、講演会にもなんらかの演出は必要になってきます。

むかしセミナー会場を選ぶときは、暗いよりは明るいほうがいいだろうと思っ
てました。だいたい明るい会場のほうが使用料も安い。市民会館、文化会館な
どの公共施設で50人収容程度の部屋ですと、たいてい全体に白っぽくて明る
いつくりになっています。

対して一流(と称されている)ホテルの大型会場は客席が暗くてぼんやりして
いることが多い。これは部屋が大きいため、お客は遠くから壇上のイベントの
登場者を見なければならず、そのためすこしでも登場者をはっきり見せるため
に、全体を暗くして壇上を際立たせているわけです。つまり演出ありきの部屋
の設計になっているわけです。

意識的に照明を落とすという演出法を使う講師の人がいました。わざと部屋を
暗くして話をすると、参加者は自然に話に集中します。あんまり長くやってい
ると、そのうち寝てしまう人が出る恐れもありますが、20分くらいはかなり
集中力の高い状態が続きます。

むかしOHPを明るい部屋で使って何にも見えないとクレームをもらったこと
がありましたが、われわれはどうしてもメモをとるには客席も明るいほうがい
いと思ってしまいます。しかし、よくよく考えてみると部屋が暗くて文句が来
たためしはない。

お客の手元の明るさ暗さはあんまりたいした問題ではないようです。肝心なの
は壇上の講師の話であり、壇上に示されるものがはっきりと見えるか見えない
かが重要なのです。

これもむかしの話ですが、西野バレエ団の西野代表を講師に招いて講演会を行
ったことがあります。気功というか「西野式呼吸法」の講演会でした。西野さ
んは芸能界出身のせいか照明の位置と数は入念にチェックしました。リハーサ
ルは照明のチェックです。当然、スポットライトは1灯や2灯ではありません。
何色か組みあせてもつけました。

講演のテーマは経営者の健康法という流れなので、一応ビジネスセミナーです。
ビジネスセミナーで照明のチェックをここまで入念にやったのは、わたしの経
験ではあとにも先にもこのときだけでした。

■見せる工夫

西野さんほどではないにせよ、必要ならビジネスセミナーの講師でもスポット
ライトをつかうべきです。講演やセミナーはライブイベントですから、聞かせ
る工夫も必要なら見せる工夫も必要になります。イベントである以上、どちら
かをおろそかにすれば成功は望めません。

たとえ小さな講演会場でも必ず天井には蛍光灯なり灯りがついています。窓に
はカーテンもついてます。窓のない部屋だってあります。ビデオプロジェクタ
ーをつかうなら、思い切って部屋の照明を落してみましょう。中途半端にお客
がメモを取る心配をするより、画面と話に集中してもらうことを優先すべきで
す。暗くてメモが取れないというクレームはまずきません。

同じ画面と同じ話をしていても、照明を落すことで雰囲気はがらりと変わりま
す。お客のほうでも集中したほうが、講師の話しに対し理解度が上がることは
必然です。つまり「わかりやすい話だった」という評価にもつながるのです。
演出のための設備は、部屋に証明スイッチがあればそれでOK。手軽ですし安
価ですからぜひやってみるべきかと思います。

今回は、本題より前振りのほうが長かったメルマガでした。

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