メールマガジン

トップページ > メールマガジン「コンサル出版!」 > バックナンバー > 第109号

コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!

◇‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◆
コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!
第109号【07/03/12】

他誌では読めない業界マル秘情報を満載!
コンサルタントの出版を応援するメールマガジン
◇‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◆

《PR》
     ⇒ テレビの取材をど〜しても獲得したい企業様へ!

ついにPR会社業界のタブーを赤裸々に告白した
「テレビPR書籍」が出版業界初登場です!

業界初!これまで誰も書かなかったテレビPRの裏側がこの1冊で
すべてわかる【テレビであなたの商品・会社をPRするとっておき
の方法】(日本能率協会マネジメントセンター刊行)日米のテレビ
制作に携ってきた著者がすべて公開!マーケティング・広告・広報・
販促担当者、経営者必携のビジネス書です。※CDプレゼント中!

【全員プレゼント!】⇒ http://www.tvpr-knowhow.com/

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
《今週のCONTENTS》

1.『“勉強法”というテーマ』

2.今週のおすすめセミナー
  「中堅・ベンチャー企業のための、勝てる新規事業づくりの極意」

………………………………………………………………………………

おはようございます。
本多泰輔です。

世界同時株安は意外に長引いています。

ただ、私を含めた一般人の多くは「そのうちに反騰するだろう」と
思っているみたいで、ニュースとしての扱いは宮崎県の東国原知事
の発言よりも小さく、日興コーディアルの上場廃止の行方も含め、
全体に関心が薄いようです。

ひとつの株式を何年も持ち続ける個人投資家にしてみれば、実体経
済に大きな不安要素はないのだから、半年もすれば持ち直すだろう
という楽観的な判断が大方を占めているようですね。

事実、ニューヨーク市場は急落の翌日に反騰し、以後反落、反騰を
繰り返し徐々に復元しつつあります。しかし、ニューヨークに較べ
ると東京市場は落ちっぱなしという感があります。

投資家の思惑とは異なる動きを市場がとるというのが、日本の株式
市場の性格なのでしょうか。株式市場より為替市場のほうが変動は
凄いですね。

やはりヘッジファンドが動いているのでしょうか。
動いたっていいんですけど。

こちらもニュースではほとんど軽く触れる程度ですけど、魂消るほ
どの変動幅です。10年前なら日銀が青ざめ、輸出企業は卒倒する
ような円高ですよね。

一日で1円上がるのは当たり前。二日で4円上がるなんて暴力的な
レートの変動もありました。もはや一喜一憂しないという話ではあ
りません。

95年の円高のときは、円レートが1円上がると輸出企業の利益が
半減するといわれました。85年の円高では1円上がれば天下のソ
ニーでも利益がなくなるとソニーの人から聞いたような気がします。

今回の円高で世間が騒がないのはなぜなのでしょうか。海外に生産
拠点を移しているので為替変動の影響が少ないからでしょうか。

と思ってちょっと調べてみたら、確かに対ドル、対ユーロとも2月
末から短期間に急激な高騰をしているのですが、実は昨年末から大
きく円安に触れていたのでした。

したがって、現行の円レートは昨年レベルに戻ったという状況です。

騒がないわけですね。去年の11月と同じになっただけですから。
むしろ昨年末からの3ヶ月弱が異常だったといえます。

やっぱりヘッジファンドの円キャリートレードのせいだったのでし
ょうか。

で、ここらが潮時なので円の借入の担保だった株を円キャリートレ
ードの解消とともに売りに出していると。ま、妄想ですけど。

日銀が利上げしたがったのもわからんでもないですね。そんな環境
ですから、世間はあまり騒がないし、それゆえ経済雑誌もあまり話
題がないわけですね。

ああ、やっぱり株買っとけばよかったなあ。

■「勉強法」が売れている

「勉強法」の本が売れているようです。

中経出版の『できる人の勉強法』、すばる舎の『速読勉強術』が昨
年末から1月にかけて出版され、いくつかの書店で売上1位になっ
ています。

かつてのベストセラー野口悠紀雄の『超勉強法』も文庫になって出
ていますね。受験シーズンだから売れているんじゃないのと思った
ら、買っていく人は圧倒的に30代のビジネスマン。

「勉強法」の本はビジネス書なんですよ。

もちろん受験もののジャンルにも勉強法はあります。
タイトルだけでは区別がつきません。

ビジネス書っぽいつくりになっているか、学参っぽい表紙か、見た
目でなんとなくわかるところもありますが、著者はカリスマ受験講
師とか精神科医とか、ま同じような人が書いてます。

「相手代われど主代わらず」というやつでしょうか。

「勉強法」の本は、地下水脈のように出版の歴史の中に常に存在し
ています。戦前にも『秀才の勉強法』というの本があったそうです。

どなたの本で読んだか忘れてしまいましたが、鳩山一郎ともう一人
の人が東大で首席を争う成績競争は世間の耳目を集め、どこかの新
聞では試験のたびに予想記事まで書くというスポーツ観戦の様相を
呈していたとのこと。

肝心のもう一人の秀才がどなただったか、これも忘れてしまいまし
たが、ともかくもこの人のノートか何かを元に『秀才の勉強法』と
いう本が出版されたのだそうです。

世間の耳目を集めていたのですから、本も多分売れたのでしょう。

いまでも「東大生が書いた」という受験の本は多いですし、「東大
生が書いた株の本」までありますから、似たようなものだったのか
もしれません。

現代に話を戻します。

『超勉強法』はオーソドックスな、というか古典的正統派の勉強法
が縷々述べられている本です。

一方、最近の『できる人の勉強法』『速読勉強術』は手っ取り早く
短時間で簡単にできるようになろうという、少し話が上手すぎない
かという疑いを抱かせつつも、相応の説得力を持つ内容です。

正統派も手っ取り早く派も、工夫に多少の違いはあれど、昔から存
在していた方法論ですから、ミリオンセラーに至るかどうかはわか
りません。

むしろ「勉強法の本」の飽和→直接「脳の本」へ→「頭のよくなる
本」の飽和→「勉強法の本」という循環の一場面ではないかと思い
ます。

ただ、今回は「できる」というキーワードに少しビジネス書の活気
の萌芽を予感させるものがあります。希望的妄想かもしれませんが。

■「勉強法」と「英語」の本は似ている

日本語で書かれた「英語ができるようになる」本をいくら読んでも、
日本語は読めるようになっても英語ができるようにはなりません。

同様に『できる人の勉強法』を習得しても、勉強しないことにはや
はり「できる人」にはなれません。

昔、ゴルフの下手な友人が(私も下手なのでもう3年ばかりやって
いません)コンペの前に「イメージトレーニングをやっているんだ」
と言ったので、「イメージするより練習しろよ」と適切かつ親切な
助言を施してあげました。

すると彼は「いまから練習しても間に合わないからイメージトレー
ニングをやってるんだ」と、説得力に溢れる開き直り発言をいたし
ました。

彼のゴルフ結果は当然惨敗だったわけですが、人には勉強するのが
しんどいから、楽な「勉強法の本」を読もう、英語を使うのはしん
どいから「英語の本」でトレーニングしようという、モラトリアム
に向かう心の動きがあります(少なくとも私にはあります)。

それでもイメージトレーニングは、トレーニングのひとつには違い
ないわけですから、完全否定、まるっきり後ろ向きな行為ではあり
ません。

つまり心理学でいうところの合理化、「やってる振り」ですね。
仕事でもよくあります。

会議、ミーティングの好きな人は、一歩間違うと会議、ミーティン
グに逃げ込みます。いわば社外に仕事があるのに、社内に仕事を探
す人たちです。

そんな不毛な本がなぜ出版の歴史とともに存在し続けるのか。

「いくら読んでも上達しない」、だからこそ、常に読者のニーズが
あるといえるのです。

実際の勉強や英語の訓練は、ある段階まではNo Pain No Gainです
から痛みというか苦痛を伴います。楽じゃないことがあるわけです
ね。ゆえに挫折もあるわけです。

挫折してもまたやり直す人もいますし、そのまま撤退する人もいま
す。でも何年か後にまたやり直そうかという人も出てきます。

チャレンジ!→反復の苦痛→挫折→やり直しの決心→「勉強法」を
一工夫してから→再チャレンジ!→やはり反復の苦痛→挫折

というサイクルか、

決心→まず「勉強法」から→ではチャレンジ!→反復の苦痛→挫折
→違う「勉強法」で再度工夫→再チャレンジ!→やはり反復の苦痛
→挫折

というラビリンスを多くの人が彷徨い続けているのではないでしょ
うか。合掌。

しかし、向学心は自他共に認めるところです。そこで読者の強い向
学心に応えるべく、「勉強法」や「英語ができるようになる」本は
常に供給されるわけです。

みんなが挫折しないで、英語をマスターしてしまったり、「できる
人」になってしまったら「勉強法」の本は必要ありません。

話は変わりますが、これほど左様に人は苦痛を嫌うわけですから、
「痛みに耐えて構造改革を実現しよう!」と叫んで人気を博した小
泉前首相は、物凄いことをやったもんだと思います。

よほど度胸と信念のある人か、あんまり他人のことを考えない人か、
どちらだったのでしょう。

■まとめ

またも話は変わって、いま昭和15年に発行された須田重信という
人の『関東の史跡と民族』という本を読んでいます。280ページ、
2円30銭ですから当時としても結構高い本です。

いわゆる私説民俗学で、当時、柳田国男、宮本常一を始めとしたフ
ォークロアが一定のブームを持っていたことを偲ばせます。

内容的にも大胆な説が展開されていて、誠に啓発を受けるところ大
なのですが、そうした功績とは別に序文にこういう文章があります。

「未だ浅い研究だけに聊か尻込みはしたが、然し考へて見れば何時
國に召されるかも知れない身である。」

翌年には太平洋戦争に突入するわけですから、やはり著者自身逼迫
したものを感じていたのでしょう。

学徒動員を前に短期間のうちに『魯迅論』を上梓した竹内好のよう
に、「今やらなければ」という切羽詰った出版というものが当時に
は数多くあったのだと思います。

ではまた来週。

《バックナンバーはこちら》
http://www.keieido.net/publish-mag.html

………………………………………………………………………………
◆◇今週のおすすめセミナー◇◆

【中堅・ベンチャー企業のための、勝てる新規事業づくりの極意】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
勝てる新規事業をどうすれば作れるのか?失敗しないためには
どうすればいいのかのノウハウを大公開します!講師の経験を
交え、当日は新規事業の成功テクニックを複数ご提案します!

★【東京3/22・大阪3/26に開催】 申込は↓↓
(http://www.compas.co.jp/company/seminar) 主催:コンパス

∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
《編集後記》
「いくら読んでも上達しない」から勉強本は売れる。非常に皮肉な
一面ですが、読んで、いかに実践して、吸収するかという技術にも
非常に個人差があるのではと感じます。「レバレッジリーディング」
という本が売れているのも、読書の投資対効果をシビアに考えるよ
うなビジネスマンが増えているからなんでしょうね(発行者:樋笠)

◆‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◇
発行:《株式会社コンサルジェント》http://www.consulgent.co.jp

〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-1-9 川名第二ビル6F
〒540-0036 大阪市中央区南本町2−1−1本町サザンビル 8F
★出版に関するお問合せ: http://www.keieido.net/inquiry.html

※本メールマガジンの著作権は発行者・執筆者に帰属し、無断転載
することを禁止します。※同僚・知人へのご紹介・転送歓迎します
◆‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◇
このマガジンは[まぐまぐ] http://www.mag2.com/を利用して発行
しています。配信停止は http://www.mag2.com/m/0000146671.htm
◇‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◆


このメールマガジンについて

これからビジネス本を出版したいコンサルタントのためのメルマガです。出版デビューから手堅く売れるロングセラー企画の作り方、出版社への持ち込み方、交渉術を業界30年のベテラン編集者が伝授します。【最新号を読む】
powered byまぐまぐ

メールマガジンの登録(無料)

ご登録は下のフォームから簡単にできます↓

メルマガ購読・解除
読者購読規約
 

<PR>