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コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!

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コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!
第123号【07/06/18】

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《今週のCONTENTS》

1.『流行のタイトルのことなど』

2.小売・飲食・サービス業向け人材教育成セミナー(6/22東京)
   【繁盛店の人材育成!その極意とは・・・!?】

………………………………………………………………………………

『流行のタイトルのことなど』
  (なんだか文豪の随筆みたいなタイトルになってしまいました)

おはようございます。
本多泰輔です。

さて、今年の夏は猛暑だとか。
嫌です。

猛暑と聞いただけで国外逃亡したくなりますが、逃亡先にあてがな
いため結局今年も暑さに耐えるだけの夏だろうと思います。

暑さに耐え、貧しさに耐え、世間の冷たさに耐える。
どれも嫌です。

そして夏が来れば参院選、ひょっとしたら衆院選もあるかもしれま
せん。何か体感温度が2度くらい上がりそうな暑苦しい予感がしま
す。

今国会は、松岡ショックと年金問題で、延長するとかしないとかや
っておりますが、その他の法案がどうなったのかあまり報道があり
ません。

知らない間に通過しているのでしょうか。
ちゃんと報道して欲しいものであります。

そういえば労働契約法など、どうなったんでしょう。
一応渦中の厚労省の関係なのですが、すでに成立していたりして。

!ということは、仲間の社会保険庁を人柱に差出し、その隙に労働
法を大きく変えようってえ、非道の戦略だったのか。怖いな厚労省。

あーあ、どうも梅雨どきは頭がカビるわ。

■すごいタイトル

ベストセラーが出ると、それを追いかけるように、似たようなタイ
トルの本が書店店頭に並びます。

同じようなタイトルが並ぶと、そのテーマがブームとなっているよ
うな印象を受けますが、必ずしも同様のタイトルの本すべてが売れ
ているのではありません。

確かに店頭に生き残っている本は、一応の販売部数を維持していま
すが、すでに書店から退去させられた「同様なタイトル」の本は、
存在が読者の目に触れないだけで、いくら似せても売れないものは
多いのです。

特に4番手以降は勝率が格段に低くなります。

書店での実売は上記のとおりですが、出版社に企画を提案するとき、
流行りのタイトルを仮タイトルにワンポイント応用することには、
一定の効果があると思います。ただし、流用するのはキーワード。

タイトルには流行りのキーワードがあります。

いまビジネス書で流行りのキーワードとしては、「すごい」と「で
きる」、そして「なぜ」、ちょっと前まで「頭のいい」というのも
ありました。

「儲かる」「売れる」が氾濫したときもありますね。
売れませんでしたが。

「すごい」は『すごい会議』から始まっていろんな「すごい」もの
が出ていますし、「できる」は『できる人の勉強法』とか「できる
上司」とか。

「なぜ」はいまさら言うまでもありませんね。「なぜ」のつくタイ
トルは、疑問詞を冠するため長くなるのが特徴です。

『さお竹屋はなぜ・・・』『社長のベンツはなぜ・・・』などが代
表例。

さすがに「なぜ」はもう峠を越したように思います。編集者もそろ
そろ「またかよ」と思い始めているのではないでしょうか。

■キーワードの「勢い」に便乗する

いま「できるナントカ」、「すごいナントカ」という企画書が出版
社に送られて来たら、受け取った編集者もまあパクリだなとは思い
ますが、「できる」「すごい」をつけることで旧来のビジネステー
マがすこし新鮮に見えてしまいます。

流行りことばの勢いですね。

『すごい上司』というタイトルは、4年前なら「なんだそりゃ?ど
んな上司だ」と思いますが、いまならどんな上司かその具体像は不
鮮明なものの、そこに一定の積極的なイメージを感じ取ることがで
きます。

流行りのキーワードの勢いが、タイトルイメージに輪郭を与えるわ
けです。

例えば

「すごいマーケティング」
「できる人の電話応対」(ちょっと地味め)
「すごい品質管理」
「できる社長の経営計画」

などなど、使い古されたテーマが流行りのキーワードで飾るやたち
まち鮮やかに蘇る。まるでベテランOLが新卒に変身して再入社し
て来るみたいです(この表現は多分セクハラだな)。

企画書のインパクトを決めるのは、なにはなくてもタイトル(仮タ
イトルですが)。タイトルの「見た目」が印象の7割〜8割を占め
ます。

インパクトだけで出版するかどうかを決めるわけではありませんが、
タイトルにキャッチパワーがなければ、中身を読み進めようという
気になれないものです。

編集者に検討させるための第一関門が“タイトル”です。

そこで、企画書の仮タイトルにいいフレーズが思いつかなければ、
ともかく文のどこかに「すごい」「できる」をつけておくことをお
奨めします。

凡庸なフレーズに少しだけエッジをつける効果が期待できます。

流行のキーワードを企画書タイトルにまぶすことで、編集者を次な
る関門、コンテンツのチェックに誘引することになるのです。

ところで、いま念のためインターネットで調べてみたら「すごいマ
ーケティング」はすでに既刊本でありますね。「すごい」「できる」
が行き着くところまで行くのは、もはや時間の問題かもしれません。

新たなキーワードを見つけなくては。

■パクリのマナー

企画書のタイトルはあくまで仮タイトルですから、類書と酷似して
いても差し当たり著作権で揉めることはない(法的にはともかく現
実には)ですが、そっくりそのまま他の本からコピーするようなこ
とはやめましょう。

やはりパクリといえども程度があり「50歩100歩」は同じでは
ありません。交通事故の過失致死と連続殺人くらいの差があります。

売れてる本のタイトルをそのまま写してきたら、やはり顰蹙を買い
ます。企画趣旨で言い訳しても読んでもらえません。

タイトルを見ただけで、最近の編集者は著作権侵害に神経質ですか
ら、この著者は危ない人と見られてしまいます。

ベストセラーじゃなければいいのかというと、売れてない本のタイ
トルをコピーした場合、一見してパクリとはわかりにくいですが、
編集者が後で類書をチェックしたとき売れていない本であることが
わかるため、売れ行き不振を理由にまず企画は通りません。

よって、売れてない本のタイトルをパクルのも避けるべきです。

実際、タイトルのような短いフレーズに著作権が発生することは稀
ですが、ないわけではなく、広く世間に浸透しているタイトルをパ
クルと不正競争防止法にも抵触することがあります。

では、タイトルはちょっと違うが、企画の内容がそっくりという場
合はどうなんだ、そういう本はすでに書店に溢れているじゃないか、
といわれると・・・、あ〜え〜、きっと大丈夫なんじゃないですか。

みんなやってるんだから。

もし、企画が似てダメということになったら、ビジネス書の出版社
は、ほぼ絶滅してしまうし。

ビジネス書には、あまり新理論というのはありませんから(稀には
本物の新理論もありますが、多くはオリジナルは別にあるマイナー
チェンジ程度)、定理や事実の説明に「独創的な表現」があるかの
かが問題になります。

結局、文章を読んでわかってもらうか、絵で見てわかってもらうか
で、だれがやっても似たようなものにしかならないだろう、とは思
います。

ので、とりあえず文章文体が酷似していなければセーフということ
にして、みんなあまり考えないようにしてるんじゃないでしょうか。

真剣に考えるとかなり深刻なことになってしまいます。

文章文体は違っていても、『チーズはどこに消えた』と『バターは
どこに溶けた』のような例もありますから、それで安全地帯にいる
という保証はありません。

■まとめ

「誤植」をテーマにした120号で、書いた本人も誤植をいっぱい
出していた、というのは、一部はあそびだったのですが、本物の間
違いもあり、だれも原稿チェックをしてくれない貧しい発行体制に
悲哀を感じています。

有名な独壇場と独擅場(どくせんじょう)のように、間違えたほう
が常用語となって残ってしまうこともあります。

ご存知のとおり、今日、独壇場、つまり一人舞台で得意絶頂の様を
いうこの言葉は、独擅場(どくせんじょう)「思いのまま振舞うこ
と」の誤りでした。

土へんとてへんの間違いなのですが、両者は似ているので読み方を
間違えたのか、表記を誤ったのかはよくわかりません。

古い辞書には独擅場しか載っていないといいますから、みんなが
「どくだんじょう」と言ってるので、多数に日和って文字のほうを
壇(だん)に変えてしまったのか、それともどこかでだれかが擅を
壇と書き間違えて、それがあっという間に日本中を席巻してしまっ
たのか。

ただ、独擅場を間違えて「どくだんじょう」と読んでいるだけなら、
その意味するところの「思いのままに振舞う」が「一人舞台」に変
わるのはちと解せません。

独壇(だん)場は、三役総崩れの中、全勝優勝を決める朝昇龍であ
り、独擅(せん)場は手刀を左手で切ったり、慣習を守らない朝昇
龍なわけですから、意味が異なることにみんな気づくと思うのです
が。

ということは、巷間謂われる、読み間違いがそのまま伝わったとい
うのは疑わしい、どうもちょっと誤植の匂いがいたします。

とはいえ、時代を経るうちに言葉の意味も変わるという例は、枚挙
に暇がありません。

たとえば「羊頭狗肉」は、中国古典「晏子」にある「牛頭馬肉」が
オリジナルで、いつの間にか羊と狗に変わったものですが、その意
味するところは、前者がつまり昔の新宿歌舞伎町のキャッチバーで、
後者が「率先垂範」。

「牛頭馬肉」の、牛の頭を看板に出し中で馬肉を売るのは詐欺っぽ
い(蕎麦屋でうどんを売るのはどうなんだろう)、だからリーダー
は襟を正し自ら範を垂れなければいけない、言ってることとやって
ることが違ってたらだれも従わないよ、という故事の意味するとこ
ろが羊頭狗肉では抜け落ちています。

言葉というのは読みも表記も時代とともに流れ、転変とするもので
すから今後も未来のどこかで誤植が常用語に取って代わることがあ
るかもしれません。

やはり後生畏るべし。
(念のため申し上げますと、一応校正と後生をかけております)

ではまた来週。

《バックナンバーはこちら》
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◆◇小売・飲食・サービス業向け人材教育成セミナー(6/22東京)

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もちろん小売・飲食・サービス業以外の人材育成にご関心のある企
業様、提携講師をお探しの研修会社様も、ぜひ気軽にお越し下さい!

■日時:2007年6月22日(金曜)13:15〜17:45

■プログラム

1.「ヤンキーから44店舗立ち上げ!小学生でもわかる従業員教育」
    プロデュースジャパン 前田なおつぐ氏

   メソッド1「カネ食い従業員」超活用法!
    メソッド2「クラブ活動」という裏技!
    メソッド3 前田流「最強万能薬」を伝授!

2.「小さな会社でも東証一部上場企業になれる! 店長育成研修」
    ワクワクコンサルティング 室井勝巳氏

   1.意識(意志気)を変える。
     ・意志なきところに行動なし。行動なきところに成果なし。
    2.実践、店長研修。
     ・ロス対策について
    3.社内行動基準の重要性

3.「元ホテルコンシェルジュが語る!感動を生む接客・サービス」
    プライベートコンシェルジュ 高波恵美氏

   1.感動を生む人間力とは
    2.クレームからファンを創る
    3.コミュニケーションとは?

4.GAP・ディズニーストアの元エリアマネージャーが語る
   [ 外資系店舗のスタッフ教育 ]
    AS店舗コンサルタント 鈴木 篤氏

   1. 外資系“勝組”店舗の極意を公開!!
    2.“勝組”店舗の特徴
    3.“勝組”店舗の作り方

■会場:ちよだプラットフォームスクエア 506会議室にて
(東京都千代田区神田錦町3‐21)

■参加費:お一人様 1,000円 (当日受付にて受領します)

■お申込み・詳細は↓
http://www.kenshudo.net/seminar_info/070622.html

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《編集後記》
著書のタイトルは最終的に出版社さんが決めるようですが、企画書
をもちこむ段階でも、仮のタイトルをちょっと考えてみる必要があ
るようですね。露骨に流行の著書を真似たものが多いんじゃないか
と私は想像しますので、やり過ぎは逆効果になるかも?やはりコン
サルタントの場合は自分をブランディングする意義が大きいので、
内容のユニークさ、著者の個性をタイトルにしっかり打ち出すべき
では、と思います(発行者:樋笠)

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発行:《株式会社コンサルジェント》http://www.consulgent.co.jp

〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-1-9 川名第二ビル6F
〒540-0036 大阪市中央区南本町2−1−1本町サザンビル 8F
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