メールマガジン

トップページ > メールマガジン「コンサル出版!」 > バックナンバー > 第148号

コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!

◇‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◆
コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!
第148号【07/12/10】

他誌では読めない業界マル秘情報を満載!
コンサルタントの出版を応援するメールマガジン
◇‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◆

《PR》
【大富豪になる人の心の法則】
著者:パット・メシティ  監修:金森 重樹  価格:1,680円

ベストセラー『自分の小さな「箱」から脱出する方法』の監修者、
金森重樹氏が全面監修。ほんとうのお金持ちになった人たちには共
通した「ものの考え方、行動哲学」があった。お金持ちになるため
の10の法則。お金持ちへの「意識改革」。(主婦の友社)
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4072561363/consulgent-22/ref=nosim

∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

《今週のCONTENTS》

1.『敗者復活のテーマを考えてみる』

2.「経営堂」提携コンサルタント募集のお知らせ

………………………………………………………………………………

おはようございます。
本多泰輔です。

先日、とある上場企業の会長さんのお話をうかがいました。

上場企業といっても地味な業界なので、規模と社歴の割には知名度
が高くない、そういうメーカーです。

地味な会社ですから、会長さんも地味な人で、新入社員から堅実に
ステップアップし社長になり、任期満了で現在会長という、いわば
安定した人生を歩んで来られたかた。

したがってホームレスから社長になった、とか、10人抜きでトッ
プに立ったなどと劇的なものはありません。

一言でいえば優秀だった、ということで、あんまり面白い話はあり
ませんでした。

しかし、さすがはトップに立った人で、45分間のうち40分は、
ああそうですか、という話だったのですが、5分はきわめて含蓄の
あるものでした。

曰く、自分の業界では解決困難な問題も、他の業界ではとっくに解
決済みのものがある。それを探して真似ればいいんだ。

世界に冠たるトヨタ生産システムのスタートは、元は米国のスーパ
ーで見た方式を応用したものだし、さらに溯って米国フォード社の
フォードシステムは、食肉の解体工程を自動車の製造現場に持って
きたものです。

とここまでは、口舌の徒でもいえること。
あんまり大したことではない。

スーパーに毎日行っている人は大勢いても、トヨタ生産システムを
考えた人は、大野耐一ただ一人、また肉屋さんから世界的な自動車
会社を起した人もいない。

どこが違うのか。重要なのは次の点です。

つまり、大野耐一さんもヘンリー・フォード氏も生産システムのブ
レイクスルーを求め、寝ても醒めても考え続け、米国産業視察に行
った折、スーパーマーケットの売り場を見て閃き、また、ある日街
の肉屋の前を通りかかったときにこれだと気がついた、とこういう
ことですね。

では、どこまで考えれば「天の啓示」がやってくるのか。
メルクマールは、「夢にうなされる」です。

夢にうなされるようになれば、解決のときは近い。
さすがに大企業のトップは、伊達じゃありませんでした。

■内部統制法で世間は動くか

日本版SOX、すなわち内部統制法関連の本は、さっぱり売れずに
終わりました。きっとたくさんの本が、決算期に断裁処分されるで
しょう。

この春には、製作側の未練を残し、多くの本が中国でダンボールに
なるために日本海を渡ります。

内部統制の施行は来年です。
セオリーでは、施行後に新法の本は売れない。

望みは施行直前の駆け込み需要くらいです。さっさと忘れて次に向
かっていく、というのがこれまでの出版社のビヘイビア。

内部統制って上場企業でしょ。とっくにやってんじゃないの。
いまさら本買って読む人なんかいないよ。

しかし、最近頻発する企業の不祥事を見ていると、むしろ施行後に
血祭りに上げられる企業が多数現われるのではないか、という気も
します。

だって、いまさら正直に生きろっていわれたって、昔からずるくや
ってきた人たちがトップにほうにいるんですから、どの面下げて法
令順守を戒めるのですか。

さんざ咲かせた仇桜、いまさら咲くなといったところで、根も幹も
元のまま、どうして咲かぬわけがありましょう。

わたしは十中八九、何社か血祭りに上げられると思います。

せっかくつくった法律、新会社法の決算広告みたいに無視されたま
までは情けない、一つ二つの見せ場は欲しいじゃないか。

JAS法のようになるとかえって困るから、見せしめのため一罰百
戒の狙い撃ちだろうと思いますが、結果、やはりJAS法のように
続々と露見するかもしれません。

ま、それはともかく、そうなったら在庫本がはけるだろうか。

出版社は、3月で断裁するのを思いとどまって、すこし残しておい
たほうがいいのでしょうか。

著者は原稿を仕込んでおいて、不祥事が頻発するようになったら即
出せるようにしておいたらいいのでしょうか。

■ならば旧作復興でも

不祥事を起しても、内部統制法でひっかけられるのは大企業、15
0万のそれ以外の会社は高みの見物、戦々恐々とするのは大企業の
トップのみで、4300万人の労働者は無関心、ということになる
と、新聞週刊誌は売れてもやはり在庫はダンボールとなって、第2
の人生で産業に貢献するしかありません。

問題が頻発し、内部統制に話題が集まるようになれば、公認内部監
査人などのの受験者は増えるでしょう。資格ビジネスはチャンスか
もしれません。

時あたかも団塊の世代大量退職の時代、昔自分たちがさんざんやっ
てきた悪いことの経験を活かせば、内部の不正など手に取るように
わかる、ここは一番資格を取って再び社会に参加しようと、多くの
中高年が勢い込んで資格取得に走るんじゃないでしょうか。

中小企業は内部統制の網の外、といっても大企業の系列にある企業
は、気楽に構えているわけにはいかず、主要取引先に位置していれ
ば、自ずとプレッシャーも受ける、さりとて社内だけでは心もとな
いし、金もかかる、というわけで内部監査を外注(ことばとしては
矛盾しますが)しようとなればISOなみには注目されるかもしれ
ません。

しかし、ISOなみでは、あまり売れる本になりそうもないですね。
なかなか敗者復活の企画というのは、難しいものです。

文芸の文庫では、太宰治が再び売れているとのこと。
敗者復活よりも旧作復興のほうが、現実味があるかもしれません。

と、試みに坂本藤良氏の本を眺めてみると、1958年ベストセラ
ーの3位にランキングされた『経営学入門』、ベタですね、直球ど
真ん中です。

1961年にベストセラー7位になった『日本の会社―伸びる企業
をズバリと予言する』、なんか細木数子みたいですね。

『エコロミックス―環境科学入門』なんて本を1976年に出して
いるんですね、タイトルのセンスは新しい。

あとはご自身の体験による『倒産学』『再建学』などという、転ん
でもただでは起きない学者魂溢れる力作もあります。

『日本の会社―伸びる企業をズバリと予言する』は、いまは年頭商
品でいろんなところで出していますね。三菱総研のが、割合安定し
て刊行されてますかね。

いま『経営学入門』なんて企画を出したら、通りますかね。
多分、無理でしょうね。

旧作復興も丹念に渉猟しないと、鉱脈には行き当たりそうもありま
せん。

■まとめ

話しは変わります。

人の顔がそれぞれ違うように、編集者も一人一人違ったことを考え
ています。

編集者にとって最も重要なのは、企画力だと思いますが、編集者を
採用するのに特段企画力を測る手段がありませんので、世の中には
いろんな企画力を持った編集者が存在します。

ある企画に対して、よかろうと思う編集者とダメという編集者がい
ます。

100人の編集者に聞いて、100人ともOKというまず企画はあ
りません。著者かだれかが必ず1万部買うといえば、OKするかも
しれませんし、ミシュランガイドやハリーポッターのように実績が
あれば99人まではやるでしょうけど。

編集者という職業は、「変執者」が世間に較べ割合多いので、売れ
るものを売れないと言ってみたり、売れないものを売れると信じて
みたりします。

企画力でもレベルの問題もありますが、そもそも各人の関心の置き
所が違う。だいたい人は関心のないことに興味を示しません。

興味のないことには、記憶力もありませんし判断力もありません。

さらにビジネス書業界では、不幸なことにビジネス書に興味関心を
持っている編集者が少ない。多くの編集者は、流行やレジャー、は
たまた文芸に関心高く、ビジネス書を判断する能力に劣る。

夢に見るほどに考えている人間は、少ないのです。

ですから、一人二人に当たってNGを出されても、本当に企画に無
理があるかどうかはわかりません。

そこで、ともかくも延々と次々に編集者に当たっていけば、たまた
ま興味関心の近いのもいるでしょうから、100人に当たるつもり
でいけば、1人くらいはOKする者が出てくるはずです。

では、また来週。

《バックナンバーはこちら》
http://www.keieido.net/publish-mag.html

………………………………………………………………………………
◆◇コンサルジェントからのお知らせ◇◆

「経営堂」提携コンサルタント募集のお知らせ

コンサルティング、研修、講演、執筆など年間約300件の引き合
いが寄せられている【経営コンサルタント探しの経営堂】では、コ
ンサルタント(提携先)を随時募集しています!商談は100%全
て会員の皆様にご紹介していますので、この機会にご検討下さい!

★詳細はこちら⇒ http://www.keieido.net/regist/index.html

∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
《編集後記》
内部統制は不祥事やスキャンダルが頻発すれば注目度も上がって本
の売れ行きにプラスになるでしょうね。まさかそのために不祥事を
リークする人は出版関係者にはいないでしょうが。JAS法のように、
絶好のタイミングでタイムリーな企画を持ち込めたらOKの可能性も
十分ありでしょう。ご自分の専門分野以外でも、世間の時流を意識
した企画を常に意識しておくのもいいかも?(発行者:樋笠)

◆‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◇
発行:《株式会社コンサルジェント》http://www.consulgent.co.jp

〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-1-9 川名第二ビル6F
〒540-0036 大阪市中央区南本町2−1−1本町サザンビル 8F
★出版に関するお問合せ: http://www.keieido.net/inquiry.html

※本メールマガジンの著作権は発行者・執筆者に帰属し、無断転載
することを禁止します。※同僚・知人へのご紹介・転送歓迎します
◆‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◇
このマガジンは[まぐまぐ] http://www.mag2.com/を利用して発行
しています。配信停止は http://www.mag2.com/m/0000146671.htm
◇‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥◆


このメールマガジンについて

これからビジネス本を出版したいコンサルタントのためのメルマガです。出版デビューから手堅く売れるロングセラー企画の作り方、出版社への持ち込み方、交渉術を業界30年のベテラン編集者が伝授します。【最新号を読む】
powered byまぐまぐ

メールマガジンの登録(無料)

ご登録は下のフォームから簡単にできます↓

メルマガ購読・解除
読者購読規約
 

<PR>