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コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!

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コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!
第170号【10/04/16】

他誌では読めない業界マル秘情報を満載!
コンサルタントの出版を応援するメールマガジン
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《今週のCONTENTS》

1.『メルマガ読者のためだけに』

2.経営堂の運営会社・コンサルジェント代表が直接指導する、
【経営コンサルタント独立開業講座】ご案内(東京・大阪速習)

3.編集後記

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おはようございます。本多泰輔です。

さて、いきなり宣伝です。

前号でご案内いたしましたがこのたび電子書籍にトライしました。

『本気で出版したい!と思ったら読む
出版社の本音と攻略法がわかる本』
http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/11952

「でじたる書房」で絶賛!売れ残り中です。

定価は激安800円(税別)、本当は80円でもよかったのですが、
電子書店のほうであんまり安いと販売できないというので800円
にしました。

何の本かというと、要するに本メルマガにこれまで書き記してきた
ものをまとめました。

時制の違いがありますから相当に加筆修正していますが、主旨に違
いがあるわけではありませんので、メルマガ発刊以来継続してお読
みいただいているかた、あるいはバックナンバーをすべて読破した
かたには、はっきりいって無用だと思います。

ウソだとお疑いなら一冊買って読んでみて下さい。

メルマガを読んだがもう忘れた、いまさらどうでもいい与太話まで
含めて読み直すのは嫌だ、というかたにはいくらか役立つかもしれ
ません。一応、肝心な部分だけを抜き出してまとめましたので効率
よく読めると思います。

なぜ、電子書籍かというと、これも前号のテーマでしたが、電子書
籍はまだまだ未知のジャンルですので、とにかく一遍やってみよう、
やってみればなにかわかるだろうというのが動機です。

最近、耳にする日の出の勢いの電子書籍とは一体いかなるものなの
か、落日の勢いの既存の出版業界とどのように違うのか、自分で試
すのが手っ取り早い。

そういうことで、どうなるか楽しみですが、なんとなく結果が見え
ているような気もしております。


■倒産は企業の死か

前振りが長いですが、もう一つちょっといい話です。

新聞でも報道されましたのでご存知の方が多いと思いますが、老舗
の手芸用品大型店キンカ堂が倒産いたしました。

先日、都内池袋で打ち合わせを済ませ、すこし時間をもてあました
ので、駅前をぶらぶら歩いておりました。キンカ堂池袋店は東口駅
前にあります。

かつては書店もあって、キンカ堂で一日5冊売れた、そりゃすごい、
てなことを話していた記憶があります。

そのキンカ堂の近くまで来たら、なにやら人だかりができておりま
して、何事かと遠くから覗き込んでみましたところ、閉じられたシ
ャッターにたくさんの貼り紙が見えます。

最初は、債権者が「金返せ」とか「社長出て来い」とかいう怒りの
張り紙を貼ってるのか、労働組合が「賃金払え」「退職金払え」と
いうビラを貼ったのかと思っておりましたが、よくよく見ると、張
り紙にはハートマーク付でありがとうという文字が。

キンカ堂のお客さんたちが、いろんな思い出を書き綴ってそれをシ
ャッターに貼っていたのでした。

キンカ堂池袋店は歴史の長いお店ですから、昭和30年代、洋服が高
くて変えなかった若いころにキンカ堂で材料を買って自分でつくっ
ていたという年配者の思い出もあれば、キンカ堂を待ち合わせの場
所にしていた女の子のメッセージ(ある意味、いまでも待ち合わせ
のランドマークにはなってますが)、いろんなお店を回って品物が
なくても最後にキンカ堂に来ればあったという熱心なユーザー、復
活を待ち続ける健気なファンの声をあります。

衆人環視の中の実物ですから操作は不可能。リアルな感謝と哀悼の
声です。

これは一種の弔辞なんだなと思いました。

倒れた会社を悼み、感謝と思い出を語り在りし日のお店を偲ぶ。そ
ういう儀式が自然に生まれたのだなと思います。その思いを裏付け
るようにシャッター前には花束も添えてありました。

そしてこれだけお客に愛されていたキンカ堂というお店は、きっと
よいお店だったんだと思います。JALより支援すべきはこっちな
んじゃないか。

人は死して後その評価が定まるといいますが、あるいはそれは企業
にもあてはまることなのかもしれません。

池袋方面へ行かれる機会があったら、東口から駅を背にして道路右
側をすこし行きますとキンカ堂の前に至ります。

事前情報なしに現場を通ったほうが感動は大きいですが、時間があ
ったら見てください。


■編集長のタイプ

過去に編集長クラスを落とすなら、ビジネスになる話を持っていけ
ば一発で落ちると書きました。電子書籍でもそのように書いてあり
ます。

彼らはもはや経営者なので関心事はとにかく売上であると。どこか
ら来るお金であろうと売上が立つならOK。例えば、有力なスポン
サーを紹介してあげたら泣いて喜びます。

とにかく売上に結びつく話にはすぐ飛びつく。商売第一。などと書
いてありますが、本メルマガの読者に限り電子書籍にない情報も追
加サービスいたしましょう。

はっきり言って、ビジネス書の出版社では例外的な編集長はいませ
んが、スーパー大手、大会社の編集長にはときに、ひも付き出版を
邪道とする正しい人がいます。

世の常で正しい人というのはあんまりいませんから、ひょっとする
と一生のうちでお目にかかることはないかもしれません。
でもときどきいます。

そういう世にも稀な正しい編集長に、ビジネスになる話を持ってい
くとかえって逆効果になってしまいますので注意が必要です。

とはいえ、別に胸に「正しい編集長」という名札をつけているわけ
ではないですから、見た目で見分けることは不可能です。それに正
しい編集長だって、本は売れたほうが言いに決まっているわけなの
でやや複雑な面があります。

では、うっかり虎の尾を踏まないためにどのような注意を払えばよ
いのか。


■出会うことは稀ですが

相手がビジネス書の出版社であれば、どの編集長にしてもそもそも
尻尾のない虎ですから尾を踏む心配はありません。ビジネス書の版
元に行くのであれば注意は不要です。

問題は「ビジネス書も」やっている総合出版社で上から10番目以
内のところ。

あるいは「ビジネス系の本も」出している全国紙の出版部。
ま、だいたいこの2種類でしょう。

総合大手が相手で、いきなり編集長と会うというのも、そうある話
しではありませんが、なんかのはずみでそうなってしまった場合、
さてどう振舞えばよいかということになります。

出版しようとする本にはスポンサーが付いてまして、出版されれば
毎年5000部ずつ買い取りがあるとします。

このこと自体は大いにプラスなことですし、事実そのように運ぶの
であれば、どこかのタイミングでそう言わなければなりません。
5000部買い取りがあることを理由に企画をボツにする人は、さ
すがにいないのですが、主体はあくまでも企画であって「おみやげ」
が目的で本を出すのではないという、立派な矜持が編集長にはある
わけですから、そこを誤って伝えないようにすることが肝心要です。

ちなみに出版界の人間は、すべからくこの矜持ある編集長のように
振舞いたいと本音では思っています。しかし、組織の事情がそれを
許さない。志だけでは会社は生きていけないので、お金のためにす
こしずつ節を枉げている。ああ、一度くらいかっこいいことを言っ
てみたいなあ、と内心では思っているのです。

その他の編集長のことはともかく、この場合まず買い取りのことを
先に言ってはいけません。当然、企画書に買い取りのことなど決し
て書いてはいけません。

いつも会っているビジネス書の餓狼のような編集長なら、テーマよ
り先に買い取り部数を聞いてきますが今回の相手は違います。

話の最後に「実は本ができたら会社でのほうでも使うので、毎年
5000部ほど購入したいのですが可能でしょうか」と、あたかも
ご迷惑かもしれませんがという姿勢で申告しましょう。

たぶん相手は「ラッキー!」と内心では思っているでしょうが、そ
れを見透かすように「これだけ買えばそっちに損はないでしょう。

ほら、ありがたい話でしょう」という姿勢はおくびにも出さない。
「かえってお手間かもしれませんが・・・」という雰囲気で、ひと
芝居もふた芝居も打つこと。

芝居に自信がなくても慎重にことばを選べば問題は起きません。
編集長まで会っているなら企画はかなりいい線までいってるわけで
すから、企画については大いに自信を持って主張していいところで
す。それを功を焦って買い取りの話を駆け引きに使おうとしなけれ
ばいいのです。

ただ、何にもないより買い取りはあったほうがいいので最後に触れ
ておく。それももったいぶらずにさらりと。

そんな編集長が本当にいるのかと疑問を覚える人もいるでしょうが、
決していないわけではないところが出版界の奥深いところなのです。

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《編集後記》
花見の季節もあっという間に終わりましたね。それにしても寒い!
日が続く異常気象で風邪をひいてしまいました。まだコートが手放
せない天候なので、クリーニング屋さんは「死活問題」だそうです。
やはり季節需要というのはすごいんですね(発行者:樋笠)

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