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コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!

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コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!
第019号【05/06/06】

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コンサルタントの出版を応援するメールマガジン
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《今週のCONTENTS》

1.『第2、第3の著者が出るか、一発屋で終わるか
    本が出てからのアクション次第でその後の著者人生は決まる』

2.今週のおすすめセミナー 6月22日(水)大阪・天満橋にて
  【銀行への超過債務対策セミナー〜債務減免を勝ち取る交渉戦略】

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『第2、第3の著者が出るか、一発屋で終わるか
    本が出てからのアクション次第でその後の著者人生は決まる』

■いきなりですが印税とは

おはようございます。
いつも「クールビズ」の本多泰輔です。

クールビズでOKなら、始めから盛装なんて必要ないじゃないかと
思いますが、クールビスでお客の前に出られる根性のある人は何人
いるでしょうか。

ところで先週思いつきで募集しました「企画書公開審査」。

公然と企画書をさらしてもよいという方は、当然ながらなかなかい
らっしゃらないようです。仕方ないので、今回は標記のテーマに変
更いたしました。

なお、「企画書公開審査」の希望者はまだ募集しておりますので、
企画にもの凄い自信を持ってる方、あるいは本多をからかってやろ
うと思う方、ぜひ自慢の企画書を添えてご応募ください。

あまりにも優れている場合には、ここに掲示せずこっそり大手版元
編集部に回すこともありますので、必ず控えはお手元に。

さて、標題に戻ります。
まず、みなさんご関心の多い印税から。

ある出版社らしき会社のホームページに「わが社は印税を払います」
というコピーがありました。わざわざ言われなくてもみんな出版す
れば印税とういうものが、版元から著者に支払われるものだと思っ
ています。

そうした世間の常識に異変が現れているのでしょうか。

もはや、奥付に著者の検印がなくなったように、印税も過去のもの
となったのでしょうか。

かつて著者検印(といっても知らない人もいるかもしれませんが)
というものがありました。出版社が3000部刷りましたと偽って
5000部刷り、印税を誤魔化したりしないように、著者が数を確
認するためにハンコを押していたものです。

古来、本は見込み生産の再販制ですから、刷り部数が印税額の根拠
でした。印刷量に応じて払うから印税といいます。

昔は刷り部数が少なかったですから、文豪といえども本が出来ると
きは、ひとつずつハンコを押して、その上にパラフィン紙を貼って
いました。

その光景は、はたから見れば内職です。そうしたつつましい作業を
経て、本は市中に出て行ったのです。

近年は、ほとんどの書籍が検印省略ですから、著者検印を知らない
人は「ブックオフ」にでも行きまして、昭和四〇年代までの出版物
の奥付にある現物を見てください。

さて、話があやふやにならないようまず前提を固めておきましょう。
「当然、出版社は著者に印税を支払います」

ただし・・・

■印税生活という幻想

世の中には流行作家というものがいて、毎夜銀座で豪遊し、年中あ
ちこち旅行して、広大な地下書庫と優雅な書斎を有する豪邸に住ま
っているというイメージがあり、出版即印税生活と思い込んでいる
純白な心の持ち主さえおられるかに見受けられます。

しかし、それは「前後賞合わせて3億円!サマージャンボ宝くじ」
を買えば当たると信じている人と酷似しています。

本の印税は10%というのは、どなたも聞いたことがあるかと思い
ます。20年遡れば、印税は定価の一割ということで、例外はめっ
たにありませんでした。

いまは、10%というのがめったにありません。

あなたが10%の印税をもらっているとすれば、「書くことのプロ」
と認められているということです。そうでなければかなりHAPP
Yな出版社とお付き合いしてらっしゃいますね。ご同慶の至りです。

なぜこの20年間で世知辛くなったかの理由は、版元、著者にそれ
ぞれ起因するものがありますが、それはもうここではどうでもいい
でしょう。現実に印税は渋くなっているわけですから。

どう渋くなったかといいますと

初版印税7〜8%はざら。5%以下でも割合平然と提示されます。
それも刷り部数ではなくて、実売部数に応じて支払われるケースも
ぜんぜん珍しくない。

毎月一冊書けるならともかく、半年かけて書き上げた果てに50万
〜60万の印税をもらっても、一晩くらいは銀座で豪遊できますが、
これで生活できるわけはありません。

何をたばかる!重版があるではないか、と鋭い異議が申し立てられ
るかもしれません。

ところが、哀しいことに最近はこの重版さえ、印税率を抑えようと
している悪代官のような版元ばかり。もう本なんか出すのはやめた
ほうがいいかもしれませんね。割に合わない。

さもなければ、いつでもだれにでも10%払ってくれるHAPPY
な版元さんとだけお付き合いしましょう。ビジネス書だと4社くら
いしかありませんけど。

そういうわけで、5万部以上出ればいいですけど、1万部や2万部
では一夜銀座で過ごせば消えてしまいます。

結論。

コンサルタントが出版するのは本業のPRと心得、間違っても印税
を当てにして本を出そう何ぞとは考えぬことといたしましょう。

印税を運転資金にしようなどと企てるくらいなら、過去のクライア
ントに暑中見舞いの挨拶に行ったほうが、ずっと効率的です。

えっ過去のクライアントより新規の顧客を開拓したい?
う〜ん、それなら・・・そうだ!本を出してはいかがですか・・・。

■著者買取りって

何とか無事に校正が終わりまして、あとは目出度く本が出来上がる
のを待つばかり、気の弱い編集者はこの辺りで、気の強いやつなら
打合せのときに「先生、ご自身で何部くらい使われますか?」と聞
いてきます。

何部くらいと答えるのが妥当なのでしょうか。

はっきり申し上げますと、いまあなたがお考えの部数に10をかけ
た数字が出版社の望んでいる部数です。

あなたの頭の中にあった数字を口に出すくらいなら「広告で協力さ
せてもらう」とクセ球で返すほうが効果的です。

頭にあった数字ですと、出版社にとっては「買取なし」と同じレベ
ルですから。

ところが、版元にとっては「あってもなくてもよい部数」でも、や
り方によっては大きな影響を及ぼすことも可能だという事例もあり
ます。

毎月自分の著書を40冊、特定の書店で特定の日にちに購入される
方がいました。毎月40冊ですが、一書店にとっては大きな数字で
す。

当然その日までに在庫しておかなければなりません。ひょっとした
ら他の人も買うかもしれないから、多少大目に仕入れます。

月40、年間480冊。版元にとっては「あってもなくてもいいよ
うな」著者買取です。年に一度出版社から直接購入していたらなん
の効果もなかったでしょう。

しかし、一書店では違います。

毎月書店から補充注文が来ますから、全体では大して売れてない本
でも在庫がなければ版元としては重版しなければなりません。

重版も3回以上になれば、売れ行き良好書として社内にランキング
され、他の書店にも自動的に営業がかかり、著者のランクも上がり
ます。

この方の場合、結果として5年間買い続け、同じ版元から2冊目、
3冊目と著書の数を伸ばしてしまいました。なにしろ売れ行き良好
書の著者ですから。

毎月40冊なんに使っていたのかは知りませんが、セミナーのテキ
ストだったのでしょうか。あるいは関係者に名刺替わりに配ってた
のでしょうか。

私は「著者買取のローン型」と名付けております。

このケースでも、いくつか留意点があります。

(1)特定する書店はナショナルチェーンか大型書店であること。
    あまり小さいと版元が軽視する恐れがありますが、大型店に
    逆らえる出版社はありません。

(2)毎月買いに行っても20冊以下だと書店に無視されます。4
    0冊というのは微妙な心理を突いています。毎日1冊以上売
    れる本は、どこの書店も無視できません。40冊だと一日1
    冊以上、これは気になる数量です。

(3)出版社が大手であること。年間200点以上発行の版元は、
    一点ずつ見ておれませんので一定条件を満たせば自動的に扱
    いが決まります。一点一点管理するような小型・中型版元だ
    と実態がバレてしまいますので同様な効果が得られたかは疑
    問です。

■読者はがきを大切に

読者ハガキは、ほっとくと編集部が事務的につくる「切手を貼って
お送りください」となり、相当ヒマ・・・ではなくて、本の中味に
深く傾倒した人以外にはわざわざ送ってきてくれません。

売れてる本なら送られて来るハガキの数も多いのですが、編集部で
そのデータが活かされたケースというのは、少年ジャンプの読者ア
ンケート以外に聞いたことがありません。

多くの読者はがきは、もはや「しおり」のようなものです。しかし、
著者にとって読者ハガキはまことに大きな意味を持っています。

読者の全てがはがきを送ってくれたならば、そこで何千人か何万人
かのファンクラブの出来上がり、それは印税の素、顕在化したクラ
イアント候補です。

ここに少しお金をかけても絶対損はありません。

なにかプレゼントをつけて、料金受取人払いにし、編集部経由で必
ず自分のところに届くルールにしましょう。一枚たった65円(く
らいだったと思います・・・)を惜しんではいけません。

その後、ときどきメールでニュースでも流して、コミュニケーショ
ンを切らさないようにし、しっかり相互の絆を育みましょう。

そういう準備をせずして漠然と本だけ出して、座して出版社の印税
を待つような脇の甘い著者になることだけは厳に慎まねばなりませ
ん。

コンサルタントの方であれば、本を出版することを目的化してはい
けません。まして印税が安いだの、新聞広告が少ないだの担当編集
に言ったところで、なああ〜んにも始まりません。

版元にとって著者はひとりだけではないのです。彼らに期待しても
仕方ありません。

ビジネスモデルを用意した上で本を出しましょう。すでに多くの人
がやっていることです。

コンサルタントにとって、読者ハガキに気をめぐらせないことは、
九仞の功を一簣に欠くというものです。この辺は、いずれ稿を改め
てもう少し具体的にやろうと思います。

■まとめ

昨年の新刊書籍の発行点数(発行部数ではありません)は、8万点
を超えたといわれています。毎年400点以上増えてきています。

その割りに総発行部数は横ばいを続けています。ハリーポッターの
上下巻セット250万をいれてもそんな状況です。

ビジネス書も新刊点数は増え続けていますので、依然出版のチャン
スは拡大しているといえます。全発行点数の1割として8000点、
5%としても4000点です。

まあ、企画書がしっかりしていれば、よほどテーマが見当外れでな
い限りチャンスはゲットできるでしょう。

ただし、印税を期待することはできません。出版社も苦しいのです
から。できるだけよい条件で出版したいのであれば、信頼できるエ
ージェントなりコーディネーターなりを間に立てることですね。

でも、それもタダじゃないですから結果はそう大きく変わらないか
もしれませんが。

さて、次回のテーマですが、「この出版社にはこのテーマをぶつけ
よう!テーマ別、落としやすい出版社」で、いこうかと思っており
ます。

サービス過剰な気もしますけど、そこがこのメルマガの気前のいい
ところで。無料版の限界はありますけど、限界ぎりぎりまでやりま
すぜ。

出版社によって通りやすい企画というのはあります。ただ、相手の
事情によって刻々変わりますので、その辺の目のつけどころが鍵で
すね。

ということでお楽しみに。

《バックナンバーはこちら》
http://www.consulgent.co.jp/book-backno.htm

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《編集後記》
印税にまつわる話は、コンサルタントの間でも、ときどき話題に上
ります。今どき印税生活なんていう甘いイメージを抱いている方は
ほとんどいませんが、こと著者買い取りのことや、シビアな現実を
聞かされると、そんなに厳しいの?とビックリされる方もいらっし
ゃいます。やっぱりどの業界でも、ビジネスは甘くありません。
「著者買取のローン型」という奇策?!は試してみる価値大いにあ
りそうですね。(発行者:樋笠)


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発行:《株式会社コンサルジェント》http://www.consulgent.co.jp

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